こんにちはDIYリフォームアドバイザーの水玉ねこです
賃貸マンションの造り付けの棚スペース・・どのように使用してますか?
今回は居住者さんと共にDIYで棚を設置した収納活用事例を紹介します。
生活空間の中でどのような場所に位置しているか
①キッチン側からの光景
②リビングからの光景
① ②
①ビフォーの画像を撮り忘れている為、既にラブリコで棚を設置し、見える部分にのみハッテミー(シール壁紙)を貼りおえた状態です。
洗面所、キッチン、リビングへと続く通り道のような場所に位置しています。有効に使用すればとても便利な場所とも言えます。が・・・考えなしに物を配置していくととんでもないことに・・・
なぜなら
このような場所はつい物をちょい置きしてしまいがち・・・その為、物の吹き溜まりになりやすく、気がついたら色々な物が漠然と置かれた状態なんて事になりがちな場所とも言えます。
- ドアは開けている事が多い為、半分のスペースは使用しづらい(ドアが干渉する)
- 床上78㌢の場所に天板があるのみ
- 天板上部の壁面スペースの面積が広い為何を置いていいかイメージしずらい
👇
- 壁面スペースを有効に使用する為には・・壁面に棚を設置する
- 漠然と物を置いてしまいがち・・・・・・収納ケースを揃え物を分別、ラベリングするこ事で定位置管理ができ乱雑にならないようにする
- ドアが干渉する・・・・・・・・・・・・使用頻度別に応じて物品を奥と手前に配置する
- 物をちょい置きしてしまう・・・・・・・ディスプレイ風に見せながら敢えてちょい置きする場所を作る
居住者さん自身の性格、癖を把握していただき動作、動線にあった収納配置をご一緒に考え実践して行きました。
壁面上部に棚を設置
【DIY作業】
賃貸マンションの為、壁にビスが打てないので「ラブリコ」で棚を設置。
何をどのように収納していくかを大体決めておく必要があります。
それらを踏まえた上で棚板の間隔を決めブラケットで取り付けます。

- ドア側から約70㌢のところまでがドア干渉部分になる為,奥側には使用頻度の低い物を、ドアが干渉しない手前側には使用頻度の高いものを収納配置して行きます。
- 既存の天板部分には手持ちのボックス型の棚を2段重ねし、雑貨類をディスプレイしながら敢えてちょい置き箇所を設けました。
- 既存天板部の奥にはハンディクリーナーの充電置き場所としました。
- 〃 コンセントがあるリビング側は電気ポット置き場所に。
- 壁面棚一段めは使用頻度の高い日用品、生活用品を収納配置
- 壁面棚の上段は使用頻度の低いものを収納配置していくことに。
ラブリコとは・・2×4の木材を上下に固定し支柱を立てるためのDIYパーツ。上部がジャッキ式ツッパリになっているのでしっかり固定できる。
- 2×4材(145㌢×2本)・・・・約¥1,500
- 棚板(パイン集製材×3枚)・・・約¥4,500
- アイアンブラケット(6個)・・・約¥3,500〜¥4,000
- トータル・・・・・・・・・・・約¥10,000
※木材のカット代も含まれています。
既存天板から壁面棚へと収納していきます
1・既存の天板箇所
①延長コードを(ボックス型棚の後ろに通すように)ハンディクリーナー置き場所に設置します。

②手持ちの棚を2段重ねし、雑貨を飾りつつちょい置きコーナーを設ける。
(向かって左上に小銭や時計などが置かれています)

③電気ポットを設置

④ドアを開けた状態

2・造作棚 1段目
①ブラケットと干渉しない形状の収納ボックスを使用。手持ちの物もあったので足りない分は購入し同じ物で揃えました。

②電球類

③掃除グッズ類

④蚊取り線香、殺虫剤

その他、ペットフード、ポーチ類等を同じ形状の収納ボックスに収納(合計9個)。
使用頻度の低い物を奥(ドア側)高い物を手前(リビング側)へと収納配置して行きました。
キッチン、リビングからも見える場所なのでスッキリ見えるように同一の収納ボックスにしラベリングで中身がわかるようにしておきます。
①ラベリング

②並べた状態

③隙間には情報誌、料理本、のちょい置き場所に

3・造作棚 2段目
目線より高い位置になるため使用頻度が低くあまり重たくないもの、取り出しやすい形状の収納方法を考える
①手持ちのボックス(とても軽量でした)に使用頻度の低い湯たんぽ、カーテン小物類、モバイル関連の物を収納。

②収納下状態

③ドアが空いた状態

4・造作棚 上段
4段目は
ご覧の通り踏み台がなければ手が届かない位置なので収納はしませんでした。
フェイクグリーンをさり気なく飾るだけにしました。
既存天板から壁面棚収納が出来上がり、細々したものが収まりました。
既存天板下の活用法
本来であれば使い勝手がいい場所でもありますが、ドアの開閉があるため(この奥行きから)出っ張ることができません。
そこで以前のお住まいでは、洗面所で使用していたという無印良品の奥行きが浅めの引き出し式収納ボックスがぴったり収まったので、(足りない分は買い足していただき)設置することにしました。
洗面所に近く、尚且つ洗面所に収納がない物件なので、アンダーウエア、ルームウエア、ルームソックス類(使用頻度が高い物)をリビング側に置き、使用頻度の低い物品類の引き出し式収納ボックスはドア側(奥)に配置することにしました。
①下段に何もない状態

②奥行き26㌢横幅37㌢高さ73㌢(キャスター含)の引き出し式収納ボックスは無印の定番品。引き出しのサイズ、高さサイズ、の組み合わせが可能な為、収納するものに応じて選ぶことができ、買い足しも可能。

③3個を並べた状態

④ドアが開いている状態

① ②
まとめ
マンションによくある造り付けの棚
スペースをより有効活用するために
整理・・・仕分け、分別
収納・・・動作、同線に合わせて使いやすく配置する
DIYを加える事でスペースを有効活用することができました
(お手持ちの収納ケース類を使用したので、かかったコストはDIYの部材+αで約¥15,000位)
DIYというひと手間はありましたが、もの探しに追われる時間、ストレス軽減にお役に立てたようです。
本日は最後まで読んでいただきましてありがとうございました。
この記事を最後まで読んでいただき、本当にありがとうございます!

もし、参考になったと少しでも感じていただけたら、バナーをクリックしてブログランキング上位になるために応援していただけると嬉しいです!
また、次の記事でお会いしましょう!
スペースを有効活用するにはどのような点に注意し、改善してけばいいのかを居住者さんと考えてみました