レトロ柄ガラスフィルムで作る/ノスタルジックな内窓

レトロな内窓DIY画像

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DIYしたレトロな内窓画像
出来上がった両開き窓

こんにちは 水玉ねこです

懐かしいと思う感覚・・・ノスタルジア・・・・

子供の頃に見ていた景色、流れていた音楽、匂い…

そういう物事に触れたとき ノスタルジックな感情がわき上がってくるのだと思うのです。

私が懐かしい…と感じる物の中に昔の「ガラス窓」があります。

そんな昔っぽさを感じる、大正・昭和初期、日本家屋の洋館の窓を思わせるような窓をDIYしてみました。

今回はDIY内窓(なんちゃって内窓ですが…)のことを書いていきます。

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昭和板ガラス~アルミサッシ~樹脂枠断熱ガラス

昭和板ガラス窓

<プチ歴史>

日本のガラスの歴史はまだ日が浅く、西洋化が進んだ明治時代以降と言われています。

日本は窓・戸=障子であったため外国よりも普及するのが大分遅れたようです。

その後関東大震災後の復興をきっかけに庶民に広まっっていったようです。

<特徴>

手吹き円筒法という方法で作られており、円筒形に空気を吹き込んでから縦に切って開くと色紙大の板ガラスが出来上がる…なるほど、色紙大の大きさだから格子が必要だったわけなんですね。

格子で仕切られたガラスは視界を遮るために数々の模様でデザイン性を高めって言ったようです。

そんな木枠、格子は木材の為、隙間風や火事にも弱いことが弱点でしたが、高度成長期に建築生産技術の向上により鉄製→アルミ製へと進化を遂げて普及していったわけです。

昭和レトロガラス>参考画像

レトロ明かり取りガラスとステンドグラス
自宅アンティークガラス
実家トイレのガラス窓

現代の窓】アルミサッシ~樹脂枠断熱ガラスへ

アルミサッシとは

 時代と共に生産技術が向上し 住環境にあった優れた窓が登場してきました。「アルミサッシ」です。

アルミニウム製窓枠に大判板ガラスが入っている建材です。(いわゆる「アルミサッシ」)

<メリット>

  • 頑丈
  • 加工が簡単
  • 気密性が高い
  • コスパ
  • 軽量の為、開閉が楽

<デメリット>

  • 熱を伝えやすい

冬…冬は冷たくなり部屋内部の暖気に触れることで結露を起こしやすくなる。

また、熱もそこから逃げるため、暖房効率が落ちる。

夏…外部の温度がそのまま部屋内部に伝わるため、冷房効率が落ちる。

樹脂枠断熱ガラスとは

上記のデメリットを解決してくれるのが、現在普及し始めている「樹脂枠断熱ガラス」です。

窓枠は樹脂製なので熱を伝えにくく、複層ガラスにすることでさらに熱の伝わりを軽減する=冷暖房効率がアップするメリットがあります。

消費電力を抑えることができるのでco2s削減にもつながります。

私たちの暮らしは製造技術の進化により快適になったわけなのです。

水玉ねこ

デザインだけで味気ないなんて否定してはいけないですね!

機能的な樹脂枠の窓とレトロなデザイン合体させた商品を望んでおります・・・

いよいよ内開き窓にとりかかる/DIY工程/スライドショー

<行程>

STEP

10㎜×23㎜木材で窓枠を作ります。

STEP

窓枠の内側に10㎜×15㎜の角材で格子を木工ボンドで接着します。

STEP

窓枠4角をL字金具でっ固定する(計8か所)

STEP

窓枠、格子はペイントする。

STEP

塩ビ板にガラスフィルムを貼る

STEP

窓枠うらがわに塩ビ板をタッカーで貼り付ける

タッカー部分を隠すように薄いバルサ材を貼る

STEP

取手と取り付け、既存の窓枠に丁番で取り付ける

<スライドショー>

塩ビ版とガラスフィルム

塩ビ版と使用したガラスフィルム

塩ビ版は厚ささにもよりますがカッターではうまくカットできなかったため、万能ハサミを使いました。粗大ごみに出すようなカーペットもカットでき、普通ごみとして出すこともできますよ。カーペット・アルミ・プラスティック・段ボール・ホース・塩ビ・アミ・ペットボトル・紙パック等カットできます。一家に一つあるととても重宝します。

木枠の裏側にフィルムを貼った塩ビ版をタッカーで留めていきます。

<広告>万能ハサミ/タッカー

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ビフォー&アフター

上げ下げ窓画像
begore
窓のカーテンインテリア画像
beforeⅡカーテンで演出

階段を上りきった壁面にある既存「上げ下げ窓」は、ざらつきのある曇りガラスにワイヤーが入っているアルミサッシです。

味気ない窓をカフェカーテン等で隠すような演出をしてました。

内開き内窓完成!

after

DIYしたレトロな内窓画像
DIYで取付けたレトロな内窓/↑階段から眺めたところです

<広告>レトロカフェカーテン

水玉ねこ

味気なさだけが目についてしまうんですよね…

それを隠すためにカフェカーテンを付けてみたり、色々な小窓用カーテンを

自作してました・・・・

窓枠、アルミサッシ部分はセルフペイント(ミッチャクロンを使用)してます。以前の窓枠は茶色、アルミサッシ部分は白でした。

<広告>下地剤・ミッチャクロン/窓枠に使用した塗料

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まとめ

格子+ガラスフィルムでデザインをイメージしていけばレトロな雰囲気を作り出すことができると感じました。

既存のサッシ窓でもバルサ材やマステ、ガラスフィルムを駆使して作れますよ。

冷たく味気なかった窓が見ていたくなる窓に変わります。

ぜひお試しください。

自宅・バルサ材・マステ・ガラスフィルムで窓演出した参考画像

窓枠にアイアンブラケット取り付けてみた
セルフリノベしたお部屋のインテリア
バルサ材・マステ・ガラスフィルムで窓演出

【おすすめガラスフィルム

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<完成した内窓>

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また、次の記事でお会いしましょう!



ABOUT US
水玉ねこ
水玉ねこDIYリフォームアドバイザー、整理収納教育士
清掃・お片付け・収納・&DIYで暮らしのカスタマイズを実践中のシニア主婦です2014年より自宅の内装DIYを開始し、手を加え、家を愛でるということを実感いたしました
又、両実家片付けを通してライフサイクルの違いによる暮らし方・チェンジのタイミング等、ご提案しております
現在(2023年)夫・長女・保護猫4匹と生活中
【認定資格】
◆2019年05月DIYリフォームアドバイザー
◆2019年11月整理収納教育士
◆2019年11月整理収納アドバイザー1級試験合格
2021年8月ブログ開設