築60年実家ハーフリノベ&DIY/第2弾 応接間編

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こんにちは 水玉ねこです。

実家再生DIY、第2弾は「応接間」です。

玄関入ってすぐ横のにある来客用応接間。その言葉の響き、今では 懐かしい…死語に近い…

Z世代は知ってるのかな?それはさておきまして…

今回はその「応接間」が変身するまでをまとめてみました。

内装DIYでもここまで変わる!

ぜひご覧ください。

beforeの状態

befor 建築当初の床はPタイル、数年後2階を増築した際にカーペット張にリフォームしてます。

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この部屋のDIYで使用した材料こちら

この部屋のウィークポイントとなる箇所は以下の通り。

  • ガラス窓
  • 本棚
  • 巾木・モールディング
  • 天井
  • ドア

これらの箇所を 蘇らせていきます。

床のカーペットはクッションフロア(以下CF)へ張替えます。

※床材の中では一番コスパなのでCFを選択。

カーペットを剥がす手間・処理を含めCF張りは業者さんに依頼しました。

応接間DIY使用材料

  • 床材/CF・・・・・・シンコール・E5052・パーケット
  • 壁紙/グリーン・・・壁紙屋本舗・LW-102
  • 壁紙/花柄  ・・・リリカラ・LV3013(Olive&Rose)
  • 水性塗料  ・・・夏水組ウォールペイント・マカロンモーヴ
  •  〃    ・・・DCM水性塗料・アイボリー
  • モールディング・・・ホームセンターにて購入(木製が安価)
  • ガラスフィル・・・.手持ち品を使用
  • ドアノブ・・・ホームセンターにて購入

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※夏水組ウォールペイント・マカロンモーヴはこちらをご覧ください

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再生・リメイク開始

ガラス窓

汚れを取り去る、クリーニング

ガラス窓の柄、レトロで雰囲気あるのですが、溝があるため、汚れが入り込み埃っぽく霞んでいました。

マジックリン、激落ちスポンジ、アルコール綿、サンポール等使ってとにかく汚れを落としていく。仕上げにガラスクリーナー、これで蘇りました。

ガラス周辺にはお決まりのコーキングを打ち終了。こちらの作業は一日で終了。

巾木・モールディング・木枠のペンキ剥がし⁉️

なぜだか⁉️全ての木の部分に茶色のペンキが塗られていたんですよ…

いくら木の色と言っても、見た目も質感も全く違う❗️ペンキが雰囲気を台無しにしてしまうので、剥がしていくことにしました…

なんと❗️剥がし終えるのに1週間ほどかかってしまった…

塗膜はがし作業中!※要換気

塗膜はがし作業中!

●塗料剥がし液を塗り込み、浮き上がらせて、へらでこそげ落とす…

●オートビルサンダーを使ってみる…

徐々に木肌が表れてきたー!

あれこれ試しましたが、塗料剥がし液でペンキをうかし、コテでこそげ落としヤスリをかけるを繰り返し行いました…

一人で黙々と…途方に暮れる日々でした…

やっと木肌が出てきました…

ここで使用した材料

  • 塗料剥がし・・・ニッペ塗料剥がし剤・・・約2,000円
  • サンドペーパー・#120~#240・・・手持ち品使用
  • 水性ステイン・・・カンペハピオ(関西ペイント)新チーク・新ウォルナット・・約2,000円
  • 水性ウレタンニス・・・和信ペイント水性ウレタンニス・ウォルナット・・・約2,000円

購入費用合計・・・約6,000円

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水性ステインで蘇った木枠たち

途方に暮れた日々でしたが、綺麗にペンキが落ち先が見えてくると

なんだか気分も晴れやかになっていき、不安からワクワクした気持ちへと変化していきました。

「水性ステイン/ウォルナット」で木肌を活かしつつ着色し、ウレタンニスでツヤを出すことで古さが活きてきました。

思った通り!古っぽいけど古臭くない⁉️

大正・昭和初期にはきっとモダンと言われてあであろう洋間が出来上がりそうな気持ちに胸が高鳴っていきましたー

作り付け書棚をレトロにリメイク

ガラス部分はレトロなガラスフィルム仕上げにすることで、レトロモダンな雰囲気を醸し出してくれます。

切子柄ガラスフィルムの効果で中が見えず、木枠が活きてきます。

ガラスフィルムはガラスに霧吹きで水を吹きかけ貼ることができる便利品です!

※購入費用・・・0円(手持ち品使用の為)

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レトロな内窓DIY画像

壁の色はどうする⁉️

広面積の壁面が部屋作りのポイントになってきます。

この段階で、床のCF張りが完了していたのでそれに合わせて壁のカラーを施主様である姉と決めていきました。

モールディングの上下で色を変えていくことに決定!

床のパーケット柄を邪魔せず雰囲気を出していくカラー選びに時間がかかりました。

下部分は燻んだグリーン系上部分はピンクベージュ系を提案してみました。

上壁はペイントしていきます。

before

上壁の端からペイント中。

上壁2回目ペイントし終えたところ

塗りむらが目立ちますね。

 

 

上壁3回目塗り終え、ペイント終了。

光の加減でやや濃く見えます。

下壁にはグリーンの国産壁紙を貼っていきました。

既存の壁紙がしっかりと施工されていたので、手直しする事なく(それらの)上から施工することができました。

ここで使用した材料

  • 下壁/グリーン・・・・・・壁紙屋本舗・LW-102(グリーン糊付き国産壁紙)
  • 上壁/ピンクベージュ・・・夏水組ウォールペイント・マカロンモーヴ(MATERIA)

購入先品番・カラー使用量単価合計
壁紙壁紙屋本舗LW-1028m678円5,424円
塗料MATERIALマカロンモーヴ850g×3缶5,462円16,386円
合計(送料別21,810円
※購入品合計・・・21,810円

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上部分の既存壁紙にエンボス(凸凹)があるため、思った以上に塗料を使用しました。2度塗りでいけるかな⁉️と思いきや、乾いてみると凹み部分に塗料が入っておらず、結局3度塗りしました…

これも想定外❗️必要以上に塗料を使いました

ここどうする⁉️階段ドア❓が・・・かわいいニッチへ変身❣️

謎の収納庫!before

増築時に書棚からこの形状になったのですが、ドアを付けても収納庫としての意味もなさず、無造作に物が投げ込まれておりました。

このドアがあるが為に、部屋のドアは玄関側へ外開きとなっており(画像では取り外してます)それはそれは不便極まりなく使いづらい部屋!開かずの間!になっていたのです。

コスパDIYポイント

  • 扉は撤去
  • 合板壁を作りニッチスペースへと変身させる
  • 応接間のドアをリメイクし内開きに付け替える

書棚だったので木枠は綺麗に残っていました。その為、合板設置作業もスムーズに進みました。

これだけで作業効率が断然アップします。

合板壁作り】記憶が曖昧ですが…合板は20㍉厚位の物をホームセンターで購入。サイズを測って、カットしてもらったのですが、やはりここでも歪みとの闘い?向かって右上をカンナで削り収めることができました…その後あく止めシーラーを塗りました。

隣の壁と違和感がないようにと考え、下部は同じ壁紙を使い、上部はトイレで使用した際に余ったモリスの壁紙を使用することに。少しでもコスト削減…

中間部分は奥行き10㌢程のミニ棚で上下を仕切ることにしました。

※合板にはあく止めシーラーを塗ってます。

  • 合板・・・約1,800~2,000円
  • シーラー・・・手持ち品使用
  • 壁紙・・・購入品余り分を使用
  • 棚板・・・端材を使用
  • ブラケット・・・手持ち品使用

※購入費用合計・・・約2,000円

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ドアリメイク

いよいよ終盤!既存ドアリメイク&外開きから内開きへチェンジしていきますよー。

狭い廊下なのに階段下した収納庫の扉が室内にあるため、応接間のドアは無理やり外開きにしている感じでした。ドアノブの位置が廊下から見ると右側でした。

before画像↓

ドアの表裏、丁番位置を逆にして内開きドアに変更していきます。(廊下側から見て)ドアノブの位置が向かって左側にかわり右側の柱に丁番を付けています。

after画像↓

既存ドアをレトロリメイク

  • ドアを外す
  • 剥がれ・凸凹箇所をパテ埋めする(補修)・・・パテは手持ち品使用
  • モールディングを付ける・・・2743㌢×4本×約500円=約2,000円
  • ミッチャクロンをスプレー→乾燥・・・手持ち品使用
  • ドアを取り付ける・・・丁番も既存品使用
  • ガラスフィルムを貼る・・・手持ち品使用
  • ペイントする・・・DCM水性塗料0.7ℓ缶・アイボリー約2,000円
  • ドアノブを交換→アイアンペイントする・・・レバーハンドル約2,800円・アイアン塗料手持ち品使用

以上の順番でリメイクしていきます。

※購入費用合計・・・約6,800円

ドアbefore→after

キズ部分補修】パテ・ボンドで埋め、優しくサンダーかけしました。

モールディング・装飾】ガラス周辺・下部分にバランスを見ながらモールディングを付けたのですが、のっぺりとしてなんだか物足りなかったので、間に板を付けてみました。

ここまで済んだらミッチャクロン(プライマー)をスプレーし、乾燥させます。

部屋全体が出来上がり、玄関の雰囲気にも合わせながらドアの色は決めることにしました。   

ドア取り付け】以前のドアノブのラッチ穴をパテ埋めします。

ドア枠が歪んでいるため、左右上下数ミリ削りました。その為右下部分に隙間ができてしまいました。新規にドアを取り付けるより格段にコスト削減になるので(施主様:姉に)了承していただきました。

ドアノブ交換握り玉からレバーハンドルに交換しました。ホームセンターに外したドアノブを持っていき、径が同サイズの物でレバー式を選びました。(色々ありましたがコスパ重視なので低価格の物をチョイス。)写真を撮り忘れてしまいましたが…3000円前後の価格帯だったと思います。レバーハンドルにもミッチャクロンをスプレーしアイアンペイント(黒)しました。

ガラスフィルム・バルサ材】味気ないガラス部分にチェッカーガラスフィルムをはり、ガラス周辺に角棒タイプのバルサ材を貼り付けました。このひと手間でガラス部分の重厚感が増したように感じます。

ドアペイント】玄関・応接間の雰囲気からドアの色はアイボリーに決定しました。近くのホームセンターでDCM水性塗料「アイボリー」を2度塗りで仕上げていきました。

玄関から見た応接間ドア

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完成~before→after

ニッチ部分は絵本等を飾るギャラリー風に装飾しました。

天井の柄はガラス窓と同様に活かすことにしました。

ガラス窓の外側にペアガラスを取り付け断熱効果をアップさせました。カーテンは主張を避けるため、ペイントした壁の色に合わせて選びました。

完ぺきとは言えませんが、程よくバランスはとれたのではないかと思っています。

では全容をご覧ください。

before→after

照明を変えたらもっと雰囲気でるわ~

コスト削減の為却下されました…

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まとめ

DIYにかかった費用合計・・・約37,000円(床CF除く)

「古臭い→レトロ」に変換させるという難しい取り組みにチャレンジしたのですが…

いかがだったでしょうか?

躯体を変えずに「塗る・貼る・つける・飾る」というシンプルなステップでお部屋を変化させる事ができるんです。

アイディア・発想で暮らしを楽しんでみてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

ABOUT US
水玉ねこ
水玉ねこDIYリフォームアドバイザー、整理収納教育士
清掃・お片付け・収納・&DIYで暮らしのカスタマイズを実践中のシニア主婦です2014年より自宅の内装DIYを開始し、手を加え、家を愛でるということを実感いたしました
又、両実家片付けを通してライフサイクルの違いによる暮らし方・チェンジのタイミング等、ご提案しております
現在(2023年)夫・長女・保護猫4匹と生活中
【認定資格】
◆2019年05月DIYリフォームアドバイザー
◆2019年11月整理収納教育士
◆2019年11月整理収納アドバイザー1級試験合格
2021年8月ブログ開設