
こんにちは 水玉ねこです。
DIYで壁のイメージを変えてみたいと思った時、壁紙選びに迷いますよね。
どんな種類があり
国産壁紙・輸入壁紙の違い・メリット・デメリットを DIYerの目線でまとめてみました。
壁紙の種類
DIYブームを追い風に、近年では多種多様な壁紙商材があふれていますが、大きく分けて国産壁紙・輸入壁紙の2種類に分類されます。
※(そこからさらに枝分かれし、シール式であったり、水に含ませて施工する物等、初心者でも簡単手軽に楽しめる物が数多く出てきています)
では 早速 それぞれの説明をしていきましょう。
国産壁紙
① ② ③
「ミミ」と言われている印刷されていない余白部分があり、巾が広い為、DIY初心者が施工するには難易度がたかいと感じます。(私は今も苦手です)
日本では「壁紙は職人さんが貼るもの」を前提に製造られているのかもしれませんね。その為ある程度の技術が必要なのかなと。
通常はのりなしでの販売ですが、ネットなどではのり付販売を行っているショップもあります。
1m単位での販売になっています。
のりなし・・のり乾きを気にせずマイペースで作業が出来る。余った壁紙をブックカバーにしてみたり色々な物にリメイク可能。のりを付けずに施工する方法として、壁にマステ+両面テープ使用で貼る、又、ホチキスで留める施工方法もあり、賃貸住宅での利用も可能。(この方法も経験済みですが私的には難易度高い)
のり付き・・デンプン系のりが裏面についた状態。のりはしっかり貼れるので賃貸住宅には不向き。購入後2~3日以内を目安に施工することをお勧め。(のりが乾いてしまうため。)
※のり・・JIS認証F☆☆☆☆取得品(ホルムアルデヒド発散量が少ない/社団法人日本壁装協会)
⭐︎メリット・・・安価
⭐︎デメリット・・貼りにくい


輸入壁紙

【特徴】
巾・・・52㌢~
素材・・紙・フリース製(不織布)
値段・・高価(国産壁紙同等に換算するとm/約1500円位~/[1ロール52㌢×10m]通常ロール販売:1本10,000円前後~)
巾が52㌢〜60㌢と狭め(国産壁紙に比べると)なので施工難易度はDIY初心者向きです。
又、独特な印刷技術(サーフェスプリント)により立体的でリアルな柄模様が楽しめるのも魅力の一つとなってます。
紙・フリース製共に裏にノリは付いていないので、貼る際は自身でのりを塗りますよ。
紙製・・壁紙裏にのりを充分に塗り紙が伸び切ってから壁に貼る(伸び切るまでの時間10分位)
フリース製・・水分を含んでも殆ど伸びがないので、壁面にのりを塗って施工。
「貼って剥がせる糊」を使えば、綺麗に剥がすことも可能なので、賃貸物件にもおすすめ。
⭐︎メリット・・・貼りやすい
⭐︎デメリット・・高価
[輸入壁紙専門店:WALPA東京]・・店内の内装は、輸入壁紙が施されており、イメージがわきやすい雰囲気になってます。実際に商品を手に取る事もでき、必要量・貼り方等、不安な点はスタッフさんが丁寧に対応してくれます。定期的にワークショップ(ホームページ要確認)を行っていたりするので、可能であれば足を運んでみるのもいいかもしれませんね。※輸入紙専門店/WALPA東京(WALPA大阪)※輸入壁紙取扱店/Decor Tokyo(一部m単位での販売あり)
あわせて準備しておきたい物
(地ベラ・なでバケ・ジョイントローラー・竹べら・カッター/小がお勧め・替刃・スポンジ)
①施工道具・・上記の物は準備しておくことをお勧めします。特にカッターの切れ味は仕上がりに大きく影響しますので、替刃もお忘れ無く。道具・養生の下準備が仕上がりを左右します。
②壁紙用糊・・成分にはデンプン・合成樹脂・防カビ剤等が含まれます。
※ JIS認証F☆☆☆☆ 取得品 ( ホルムアルデヒド発散量が少ない/ 社団法人日本壁装協会)
(①、②共にホームセンターでも取り扱ってます)
※近年ではシックハウス症候群、アトピーの方等に対応している糊商品もでているようです。チェックしてみるのもいいかもしれませんね。
粉状になっているので水に溶かして使用します↑
しっかり貼りたい方はこちらをお勧めします。私は↑こちらを使用し、8年経過しましたがめくれ、剥がれ箇所は見当たりません。
※クロス(壁紙)の上から貼る・塗る作業をする場合・・・クロス(壁紙)にめくれ・穴あきなどが有る場合はボンド・コーキングやパテなどで補修をし下地を綺麗にしておく事が大事なポイントです。穴あき部分には穴埋め処理後ファイバーテープを貼っておくと更に補強もされます。 ※クロスを剥がす場合・・・表面のクロスを薄い裏紙を残した状態で剥がし、この裏紙の上に新しい壁紙を貼っていきます。裏紙が浮いていたら綺麗に撮り、パテで段差をなくし平らします。一部剥がれてしまった場合も同様の処理を行うと綺麗に仕上がります。
まとめ
国産壁紙・輸入壁紙の特徴・施工難易度等を表にまとめてみました。
巾 | 素材 | 値段 | DIY施工難易度 | |
国産壁紙 | 90㌢ | 塩化ビニール | m/500円前後~ | 初心者には貼りにくい |
輸入壁紙 | 52㌢~ | 紙・フリース(不織布) | m/1500円前後~ | 〃 貼りやすい |
☆国産壁紙・・・安価だが貼りにくい
☆輸入壁紙・・・高価だけれど貼りやすい
今回 それぞれを比較してみましたが、どちらかが優れ、どちらかが劣るという訳ではありません。
両方共に 持ち味なる物が備わっています。
ご自身の好みや経済状況により選ぶポイントも変わってきます。
「お金は度外視してでもこの柄がいい!」
「コスパ優先でいきたいからこちらから選ぼう」
どちらも正解です。
やりたい!やってみたい!という気持ちがあれば 難易度も克服出来るものです。どちらを使ったとしてもきっと素敵に貼れるでしょう。
気持ちが人を動かすわけですから。(これはDIY経験者として自身をもって言えることです)
その気持ちが、暮らしの変化へとつながっていくと思っています。
それらを踏まえた上で、少しでもDIYの参考にしていただけたら うれしく思います。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました。
おまけ
これからDIY始めたい方におすすめの本です。坂田夏水著「セルフリノベーションの教科書プレミアム」(私が「師」と仰いでいる方です)
※9月7日(2021)放送予定 日テレ系「幸せ!ボンビーガール」火曜夜10:00~11:00放送に我が師匠が出演します。是非 ご覧あれ!
この記事を最後まで読んでいただき、本当にありがとうございます!

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また、次の記事でお会いしましょう!


【特徴】
巾・・・90㌢
素材・・表面はビニール製(裏面は紙)
値段・・安価(のり付きm/550円〜・のりなしm/360円〜/m単位での販売)