こんにちは、水玉ねこです
昭和40に建てられた築60年の実家DIY第二弾は「キッチン出窓周りタイル貼り」
の施工手順等を紹介していきます。
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目次
施工手順
施工箇所と計測
施工箇所・・・出窓部分・ガス台及び立ち上がり部分
👇斜線部分にタイル施工予定
計測・・・下画像の矢印部分を計測します。
👇計測サイズ(㎜表示)
下準備
① 出窓のステンレス部分は問題なかったのですが、タイル施工時の接着剤・目地材のはみ出しを阻止するためにガラス窓手前に10㍉(1㌢)弱の角棒材を貼り付けました。(タイルに似た色にペイントしてから貼る)
② コンロ調理器設置場所と流し台との溝はバックアップ材+コーキングを打ち、隙間処理しました。(合板張る訳だからやらなくてもよかった( ; ; ))
コンロ調理器設置場所のみガルバリウム素材の上、若干の段差があったので14㍉厚の手持ち合板(1.0㍉厚協力両面テープ)を張りました。
👇
矢印部分…数ミリの段差があったのでホームセンターで工作材(バルサ材)を購入し貼り付けました。
使用材料
【タイル】
壁・柱・ガラス窓の雰囲気から施主様(姉)と話し合い、使用するタイルはこちらに決まりました。👇
※「タイルショップたまがわ」→「OUTLET TILE」→モザイクシート→2ページ目19ミリ角モザイクタイルで検索してね
19mm角タイルシート タイルの表面が見えて施工しやすい裏ネット張り
14列 × 14列のシート(約303mm × 303mm 目地込み)
厚さ7mm
タイル周りが燻んでいてビンテージ・レトロな雰囲気には会うこと間違いなし!
磁器質タイルなので防汚・抗菌・耐熱・耐寒・傷にも強いのでキッチンには適してますね。
余談ですが、同シリーズの「ベージュミックスB」は我が家のキッチン出窓に使用してます。↓参考になさってみてください。
※施工例「ベージュミックスB」を使用した自宅キッチン↓
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価格:1,000円 |
※タイルショップたまがわ→「OUTLET TILE」→モザイクシート→2ページ目19ミリ角モザイクタイルで検索してね
計測値から16シート購入しました。
タイルシート数 | 単価(税込) | 合計 | 備考 |
16シート | 1000円 | 16000 円 | 3,980円以上送料無料 |
【道具・その他材料】
↑私が使用した道具です。
- ゴムへら大・小…目地詰め時に使用しました。(広範囲箇所は大、細かい箇所は小)
- マルチへら…接着剤・目地材両方に使用でき狭い箇所にべんりでした。
- スポンジ…目地材ふき取り用、2~3個あると作業がスムーズに進みます。
- 櫛目こて…上記写真には載ってないですが、接着剤を塗るときに3㍉櫛目こてを使用しました。(下記画像参照)
- ゴム手袋…写真には載ってませんが必ずゴム手袋で手を守ってください。
- 接着剤…「セメダイン/タイルエースPRO」2㎏を1.5本位しようしたと思います。
- 目地材…「サンホームタイル目地材」1㎏、セメント系目地材約4袋使用しました。
- ウェス(ぼろ布)…目地材の拭き上げに使用します。
- マスカー・マステ…上記写真には載ってませんが、施工箇所以外が汚れないようにガードするためのものです。
- その他…パレット代わりに段ボール版など使い捨て出来るものを使用。目地材用バケツも使い捨て用のものを使用しました。
参考画像↓
出窓部分(一間幅)、ガス台部分施工で道具・材料費含め6,000円程かかりました。
道具・材料費はホームセンターやネット等、購入先によりまちまちです。また、施工場所面積により必要量も違ってきますので色々と調べてみてください。
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↑DIY工具・左官用道具も豊富にそろってます!
いよいよ施工
割付け
まずは割付けをします。
2枚目以降は目地分の隙間を考慮して並べていきます。
当初はA画像の様に平面に平置き施工を想定していたのですが、段差部分の接着仕上がりを想定しB画像の様に段差まで繋げて施工することにしました。
↓細かい箇所は喰い切りでタイルをカットしたのですが、7㍉厚だったのでうまくカットできませんでした…(タイルが飛ぶのでゴーグル又はメガネが必要です)
施工中…タイムラプス動画
一日目…タイル接着
分かりづらいですが、櫛目こてで接着剤を塗っているところです。1シート分ごとに塗り広げていきました。
※参考画像
画像のように塗っていきます。厚く塗りすぎると目地から接着剤がはみ出します。その場合は硬化する前に竹くしやへらで取り除きます。目地材が入れば大丈夫です。
タイル列を合わせながらタイルシートを密着させます。段ボール版の上からゴムハンマー(100均で入手)で軽くたたき密着させます。
細かい箇所は小さいマルチへらを使って接着剤をぬり、タイルを並べ置きしていきました。
1日目
タイル貼り付け終了!
丸1日は乾燥させます。
2日目…目地入れ…タイムラプス動画
接着状態を確認しOKであれば、目地を入れてきます。(養生を忘れずに!)
①目地材を作ります。
1㎏の粉に対して水300~320㏄を少しづつ入れまぜていきます。付属のへらは小さめなのでやりにくかったらマルチへらのようなものを使うといいと思います。固めのホイップクリーム位が目安かな…
20分程で硬化し始めますので、作ったら手早く目地埋め作業に取り掛かります。その後、目地材が乾かないうちに濡らしたスポンジで拭き取っていきます。(スポンジは都度ゆすぐ)
目地材を作る→目地埋め→ふき取り
マステ・マスカーで養生
目地材の付着防止の為の養生はくれぐれも忘れずに!乾いてしまってから取るのは大変なので…
使い捨てバケツに目地材を作りました。
ゴムベラで目地埋め中
タイル表面についた目地材を拭き取っていきます
拭き終わったらマステ・養生を取って終了です!出来上がりにワクワクする瞬間です。
目地が入るとタイルの可愛さがより一層引き立ちます。
それでは出来上がったタイル画像をご覧ください。
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おわりに…
今回は19㍉角モザイクタイルを使用しましたが、ヘキサゴン・ランタン・サークル・柄入り等、タイルの種類はとても豊富です。また、目地材カラーも数種類あるので組み合わせ次第で色々な表情が楽しめます。
タイル貼りってちょっとハードルが高いかな…と思いがちですが、私もYOUチューブ見ながら幾度となく失敗を重ね、現在に至ってます。
だからこそ、イメージ作り材料選びにかけた時間、施工作業の労力、出来上がった時の達成感が「ハンパない!」んですよ…
その場所がとても愛おしくなるんです…
そんな気持ちを味わっていただけたらな…と思っています。
本日は最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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なにせ中途半端に古い!ので凸凹やら傾き、ステンレスがべこべこだったりと…
調整のための下準備に頭を悩ませました…
施工箇所→計測→下準備→材料・道具調達→施工の順で進めていきまますよ~